品種の数と名称

保存機関略号 所在国 登録数 登録%
CRA-OLI イタリア 443 17
CIFACOR スペイン 309 12
NPGBI-SPII イラン 247 9
DAV 米国 142 5
HSCRI アゼルバイジャン 136 5
AARI トルコ 130
Others(46)   1,222 46
  2,629 100

☆ 一方品種の中には、名前が異なるが同じ品種(異名同種:同義語Synonym)や、名前が同じであるが品種は異なる(同名異種)ものが見受けられます。

☆ 例えば、日本でよく見かけるスペイン原産種「ネバディロ・ブランコ(Nevadillo Blanco)」と呼ばれる品種は、「ピクアル(Picual)」の同義語です。またイタリア原産種「フランギベント(Frangivento)」は、日本ではその同義語「シプレシーノ(Cypressino)」と呼ばれれていることがあります。

☆ 大半の品種ガイドの書籍では、同義語についても説明していますが、幾つかの品種では多くの同義語がありすぎると、省略されていますので、特定の地域で愛称のように呼ばれている名称などは、FAOのデータベースでもカバーしきれていないのでと推定されます。

IOCの品種カタログの品種ピクアルの同義語、17語。

☆ 更に長い品種名を省略して読んでいることが多々あります。例えば、ピシュリーンと呼ばれる品種がありますが、これにはフランス原産種の「ピショリーヌ・ラングドック(Picholine Languedoc)」とモロッコ原産種の「ピシュリーン・マロカイーネ(Picholine Macrocaine)」とがあり、実際二つの品種の特性は大きく異なり、注意が必要です。

☆ 一方、今日のオリーブ産業として多く栽培されている品種は200品種程度ではと言われ、IOCは約140品種で世界の栽培されている品種の約85%をカバーすると見込んでいます。