0602Koroneiki

品種名:Koroneiki (コロネイキ)

 

異名:Koroni, Kritikia, Ladolia, Psylolia

原産国:ギリシャ

用途:オイル

植物的特性:

発根力は普通です。早くに実をつけ始め、開花の時期も早いです。花粉量は多いです。熟す時期は、早生から中生です。収穫量は多く、一定です。取れるオイルの量も多く、オイルの評価も高いです。オレイン酸を多く含み、高い安定性を持っています。
 乾燥には強いですが、寒さには弱いです。このため、クレタ島では、海抜400から500m以上と、風雨にさらされる部分では、マストイディティスという品種に植え替えられています。マストイディティスは、受粉樹としても使われます。
 オリーブ斑点病には強く、バーティシリウム萎凋病にはある程度強いです。しかし、オリーブ癌腫病には弱いです。

受粉木:

自家和合ですが、受粉木があるとより良いです。

商業的特徴:

ギリシャのオリーブの中でもっとも重要な品種です。ギリシャでの栽培は、ペロポネソス半島、ザキントス島、クレタ島、サモス島。ギリシャのオリーブ栽培面積の50から60%を占めます。

その他:

オリーブの実はとても小さくて長く、ゆっくり熟すので、この品種は遅い時期に収穫されます。若草のようなユニークなオイルはこの品種から抽出されます。

他の品種とは異なり、コロネイキは熟しても緑色で独特の風味があります。抗酸化作用があり体によいことで知られているポリフェノールとオレイン酸を豊富に含んでいます。コロネイキオイルには驚くほど幅広いフルーティーな香りがあります。

形態学的特徴

習性            広がる
成長力             普通
林冠             まばら
形状         中間(比4-6)
長さ         普通(5-7cm)
幅          普通(1-1.5cm)
葉の曲率         フラット
果実
重さ          普通(2-4g)
形状       細長(比1.45以上)
相称           やや非対称
直径が最大の場所      中心部分
頂点の形         とがった形
茎に近い所の形     頭が切れた形
頂点の突起           在る
皮目              多い
熟したときの色
内果皮
重さ        普通(0.3-0.45g)
形状       細長(比2.2以上)
相称           やや非対称
直径が最大の場所      中心部分
頂点の形         とがった形
茎に近い所の形      とがった形
表面            皺だらけ
ミゾの数        普通(7-10)
頂点の終わり部分     とげがない

遺伝子情報:

参考文献:World Catalogue of Olive Varieties, Eretz- Gshur