0078Arbequina P

品種名:Arbequina (アルベキーナ)

 

異名:Arbequi, Arbequin, Balancal

原産国:スペイン

用途:オイル

特徴:スペインの主要オリーブオイル用品種の一つです。樹勢は強くありませんが、小さい実をたくさんつけます。

植物的特性:

アルベキーナの木の成長は遅く、樹高もそれほど大きくならず、樹形は広がる形です。寒さと塩分には強い品種です。
花の咲く時期は普通で、花の量は普通です。比較的早く結実します。
果実
結実は早く成熟も早い方で、安定した生産量が期待できる品種として知られています。果実は小さく、オイルの含有量は多い品種です。
病害虫
石灰質の土壌では石灰が添加する萎黄病になりやすいです。
受粉木
自家和合とみられていますが、受粉木があるとより授粉が良くなります。

オイルの特性:

アルベキーナのオイルには苦味や辛味がなくどんな料理にも合うのでシェフに好まれます。オイルはフルティーですが、総ポリフェーノル量は多くない品種です。アルベキーナは繊細なので、調理時間の短い料理や薄味の料理に向いています。グリーンアーモンドやハーブ、若草や花を思い起こす、さわやかな風味があります。

商業的特徴:

品種「アルベキーナ」は、スペインのカタルニア地方アルベカで発見され、今や同地方を代表する品種となりました。スペインの国外でも多く栽培されています。アルベクイーン、ブランカルという別名でも知られています。

その他:

17世紀にイベリア半島(スペイン)を所有していた公爵が、エルサレム(イスラエル)を訪問したおり、食べたオリーブオイルが気に入り、そのオリーブの種を持ち帰り、畑に植えて育てたのが始まりと言われています。

形態的特徴:

習性            広がる
成長力             弱い
形状        楕円形(比4以下)
長さ        短い(5cm以下)
幅          普通(1-1.5cm)
果実
重さ          軽い(2g以下)
形状       細長(比1.45以上)
相称             対称
直径が最大の場所      先端の方
頂点の形          丸い形
皮目             わずか
内果皮
重さ        軽い(0.3g以下)
形状            楕円
相称            対称
表面            皺だらけ
ミゾの数        普通(7-10)
頂点の終わり部分     とげがない

遺伝子情報:

参考文献:Variedades de Olivo en Espana, World Catalogue of Olive Varieties